2013/08/14

06-04.USERの作成と権限【権限とロール03--ロール(Role)】

■ロール(Role)とは?
 ユーザーへ許可出来る権限の集まりと言える。

 -ROLEを使えば権限の付与と回収を楽にできる。
 -ROLEはCREATE ROLE権限を持つユーザーにより作成できる。
 -1ユーザーは多数のROLEへアクセスでき、多数のユーザーへ同じ権限を付与できる。
 -システム権限を付与、回収する際、同じコマンドを使用してユーザーへ付与、回収する。
 -ユーザーはROLEへROLEを付与可能。
 -オラクルデーターベースをインストールするとデポルトで
  CONNECT,RESOURCE,DBA ROLEが提供される。

DBAが多数のユーザーへいちいち権限を付与するのは手間が掛る。
DBAがユーザーの役割に合うROLEを作成してROLEだけユーザーへ指定することにより
効率的にユーザーを管理できる。

■ROLE作成文

CREATE ROLE role_name


■ROLE作成例文

 ROLE付与手順
  ①ROLEの作成:CREATE ROLE manager
  ②ROLEへ権限付与:GRANT create session, create table TO manager
  ③ROLEをユーザーまたはROLEへ付与:GRANT manager TO scott, test1;

---ROLEを作成する

SQL> CREATE ROLE manager;

ロールが作成されました。

---ROLE権限を付与する

SQL> GRANT create session, create table TO manager;

権限付与が成功しました。

---権限が付与されたROLEをUSERもしくはROLEへ付与する
SQL> GRANT manager TO scott, test1;

権限付与が成功しました。

SQL>



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